読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

シュートを覚え飛躍する右腕 HONDA 朝山 広憲選手 社会人右腕投手

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第91回都市対抗野球 最終日 Honda4―1NTT東日本(2020年12月3日 東京D)

 Hondaの朝山が8回3安打1失点で今大会2勝目を挙げ、新人賞に当たる若獅子賞を獲得。スポーツニッポン新聞社・河野俊史社長からトロフィーを贈られ「自分でもビックリ」と喜んだ。

 父・憲重さん(55)はPL学園桑田真澄(元巨人)の2年先輩で、遊撃手として83年夏甲子園を制覇。本田技研(現Honda)でもプレーした。

 息子には桑田の投球を基に「一番打ちづらいのはアウトロー」と助言。父は都市対抗では93年に補強選手としての準優勝が最高だが、朝山は「父を超えたとは思わない。もう一回優勝して超えたと思えるようにしたい」と話した。

Honda・朝山 今大会2勝で「若獅子賞」受賞 桑田に学んだ父の教えが生きた! - 記事詳細|Infoseekニュース

 

 

 

 

【朝山選手の紹介】


2020/11/30 Honda 朝山広憲 投手 145km計測 7回13奪三振無失点

175センチ81キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・シュート・スプリット・チェンジアップ・フォーク・カット

 経歴:作新学院ー法政大ーHONDA

 

 セットから足を上げ切ったところでタメをつくり、そこから勢いをつけた腕の振りで最速149キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。大学時代はリリーフメインだったものの、HONDAでは主に先発で起用。左に対してはストレートでインコースを意識させ、そこに外に逃げるチェンジアップとカットボール。さらに沈み込むスプリットで空振りを取り、右打者にはスライダーでタイミングを外しながらアウトコースへのストレートと食い込むシュートで打ちとっていきます。一番の武器は2300回転を記録することの多い伸びのあるストレート。これを制球よく投げ込みストライクを奪っていきます。

 HONDAに就職後元巨人の木村龍コーチの助言でシュートを習得。右に対してインコースに使える球が出来たことで、アウトコースへのストレートに踏み込みにくくなり、さらに沈むスプリットで空振りを奪いやすくなりました。都市対抗では初戦の大阪ガス戦で3回4失点といまいちだったものの、その後のNTT西日本戦では7回無失点、決勝のNTT東日本戦では8回1失点と好投し、若獅子賞を受賞しました。

 大学時代はなかなか安定しなかったものの、社会人になりレベルアップして先発・中継ぎ両面で期待できる右腕投手として注目されます。

 

【指名への課題】

 60球を超えてくるとスタミナがなくなってくることで、武器である変化球の精度が大きく落ち込むのが課題となります。カットボールはあまり変化しなくなり、スプリットも浮きやすくなる場面が目立ちます。特に左打者に対してはストレートでインコースを意識させ、そこに外に逃げるカットや落ちるスプリットで空振りを奪うのが左の打ちとり方のため、落ちなくなると踏み込めていない腕の振りだけのスイングでも外野中間に運ばれています。

 スタミナが切れてくると計算できる球がなくなりストレートの割合が多くなりますが、問題のストレートも140前後にまで落ち込むため、先発としてスタミナアップが必要となります。

 

 

【指名順位予想】

 先発としてのこれからの課題はスタミナとなります。ストレートの球速も140前半に落ち込み浮いた球が増えるので、決めたいときに決めれずフルカウントになることも増えています。結果的に相手の打ち損じに助けられたことで最少失点に収まっているので、70球あたりで精度が落ちていくと先発としては計算できません。

 今後の課題は対右用のシュートの精度アップにスタミナ増加です。スタミナが増えない場合は中継ぎとしての計算となりますが、中継ぎとしてみるなら140後半を安定して出せるようにならないと即戦力候補とはなりません。

 70~80球でもストレートの球速が140中盤を保持できるようになり、シュートとカットが安定すれば2位後半から3位が指名順位となります。しかし中継ぎ止まりとなると4位~5位が順位となります。