読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2023年読売ジャイアンツ戦力外予想【支配下選手編】

 

 10月1日より第1次戦力外、2次はCS終了後から日本シリーズ終了翌日(日本シリーズ出場チームは5日後)となります。

 ドラフトを考えるうえで枠を開けたり出場機会の関係性から密接なかかわりがある戦力外。今回は支配下選手の戦力外候補となります。

 すでに引退を表明した松田選手は対象外としています。

 

 

【投手】

【①:T.ビーディ選手】


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1軍成績:30試合49.2回0勝6敗1S25四死球23失点 防御率3.99

 

 23年に助っ人外国人として入団。最初は先発として期待されるも失点続きで2軍降格。2軍では中継ぎとして調整し1軍では中継ぎ不足だったこともあり中継ぎとして再昇格。7月には防御率1.93と勝ちパターンとしても期待されましたが、8月には打ち込まれ投球内容の不安定さが露呈。

 9月も中継ぎとして投げているものの、当初期待されていた勝ちパターンとしての役割はこなせておらず、年俸も1億6000円と高めのため、戦力外候補となっています。

 

【②:堀田 賢慎選手】


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 19年1位で入団。パワータイプ右腕として期待されたものの、入団すぐに肘の故障で離脱からのTJ手術でスカウト部長が更迭され、一時は育成再契約となりました。

 22年3月に支配下復帰すると4月のヤクルト戦で先発登板すると初白星。次代の先発候補として期待されましたが、23年は肩の故障でリハビリ組に。なんとか故障から復帰すると制球難が全く改善せず、1軍に招集されるもわずか3試合で4四死球3失点で防御率8点台と結果を残せていません。

 2年目育成の京本選手や1年目の田村選手のほうが2軍でも期待されており、故障の多さ、制球難から育成再契約。これは故障による再契約でなくドラ1だから許された戦力外一歩手前の育成再契約となります。

 

【③:鍬原 拓也選手】


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1軍成績:5試合5回0勝0敗1S5四死球5失点 防御率9.00

2軍成績:27試合301回2勝2敗6S5四死球7失点 防御率1.46

 

 17年1位で入団。威力のあるストレートとシンカーを武器に即戦力が期待されたものの1年目から肘の故障を経験し、一時はサイドスローに転向したりもしたものの、ものもとのオーバースロー寄りのフォークに戻し、支配下契約を勝ち取った後は22年に49試合に登板するなど勝ちパターンも期待された選手でした。

 しかし22年はシーズン途中から球速が目に見えて落ち込み打ち込まれるようになり2軍落ち。今年はわずは5試合で2軍では1点台と数字だけ見れば好投しているものの、ストレートは140前半がやっとと魅力がなくなっており、制球難自体は治っていません。このため戦力外手前の育成再契約となる可能性が高い選手となります。

 

 

【④:田中 豊樹選手】


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1軍成績:15試合11回0勝1敗0S4四死球6失点 防御率4.09

2軍成績:26試合24.2回3勝2敗0S11四死球16失点 防御率5.47

 

 日ハムから戦力外となり育成で入団。150キロ前後のストレートとフォークでリリーフとして活躍し支配下契約を勝ち取ると、一時は7回を任せられるまでの活躍を遂げました。
 しかし21年オフに右肘クリーニング手術を受けて育成再契約になると、翌年は130キロ台まで球速が落ち込み3軍でも抑えるのがやっとという内容に。

 今年は140中盤から後半を出せるまでに回復したものの、制球のばらつきは直らず田中千選手や菊地選手といった若手右腕にもパワータイプが台頭してきており、今年は投手層の強化のためにも支配下投手を減らす必要があるため、鍵谷・高梨選手ほどベテランで若手を引っ張れる立場でもないことから戦力外候補となっています。

 

【⑤:Y.ロペス選手】


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1軍成績:8試合6.2回0勝1杯0S7四死球4失点 防御率4.05

2軍成績:13試合14回0勝0敗0S5四死球7失点 防御率3.21

 

 23年に助っ人外国人として入団。150キロ越えの速球を武器にリリーフとして期待され、WBCを断り巨人入団を優先してくれた選手として注目されていました。

 しかしいざ登板してみると140キロ台のストレートと荒れ球で試合を作れず、5月まではわずか4試合の登板にとどまり2軍落ち。2軍では久保コーチとフォーム改造に取り組み、8月に再昇格すると150キロ台のストレートとキレのあるスライダーで戦力として期待されました。しかしピッチャー強襲を受け骨折。

 手術を受け9月頭にはブルペン投球に入るなど積極的にリハビリを続けており怪我の原因も不運なものですが、1億1000万と年俸は決して安くはなく、大減俸を受け入れなければ戦力外候補となります。

 

【⑥:高木 京介選手】


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1軍成績:1試合2回0勝0敗0S1四死球0失点 防御率0.00

2軍成績:26試合26.1回0勝3敗1S7四死球8失点 防御率2.39

 

 大江選手が結果を残せず若手左腕の代木・山田選手がともに故障。左の中継ぎ候補がいなくなり緊急事態として支配下期限ぎりぎりに支配下昇格。左の中継ぎを充実させるための戦力として期待されましたが登板は1試合のみ。毎年のように戦力外候補になりながらも育成⇔戦力外を繰り返しており、首脳陣としても緊急事態用の保険として残している印象です。

 高梨選手も勤続疲労でシーズン後半は防御率が悪化。来年のキャリアが不透明なため保険として育成再契約で残すと思われます。

 

【野手】

【①:香月 一也選手】


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1軍成績:出場無し

2軍成績:103試合305打数78安打7本塁打43打点31四死球 打率.256

 

 ロッテから沢村選手とのトレードで巨人に入団。フルスイングが魅力の左のスラッガー候補となっていました。一時は交流戦で起用され二塁打を量産する中距離打者でレギュラーを期待されましたが、守備難で安定して起用しづらく1軍のキャリアハイが21年の39試合59打数12安打3本塁打で打率.203。それ以降は2軍暮らしが続いており、ポジションもファーストメインで起用しづらいタイプ。

 来年で28歳と中堅であり、野手の若返りが求められる中で巨人はセカンドキャリアを考慮し30手前でも戦力外にする方針を出しているため、起用が安定しない香月選手は戦力外候補となっています。

 

【②:若林 晃弘選手】


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1軍成績:21試合16打数2安打0本塁打0打点2四死球 打率.125

2軍成績:58試合185打数50安打4本塁打28打点15四死球 打率.270

 17年6位でJX-ENEOSから入団。ユーティリティーに加え両打ちのスイッチヒッターとしてどんな状況でも起用できるバッターとして期待され、キャリアハイの21年には96試合213打数51安打5本塁打で打率.239となっています。

 しかしユーティリティーですが守備が得意というわけではなく、両打ちですがどちらでも特筆して打てるわけではない。打撃も守備も中途半端となっており、23年はわずか21試合16打数2安打で終えています。

 さらに肉離れを起こしリハビリ組となっており、内野の守備固めなら北村選手、外野は重信選手がいるため守備固め要員としても需要がない。リハビリ中のため育成再契約候補となっています。

 

 

【③:中島 宏之選手】


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1軍成績:8試合18打数5安打0本塁打0打点1四死球 打率.278

2軍成績:67試合135打数36安打0本塁打19打点21四死球 打率.267

 

 18年オフにオリックス自由契約後に原監督の要望で巨人に入団。20年には279打数65安打で打率.297と勝負強さを見せベテランの復活を見せました。 

 しかし年齢も来年で42歳とかなりのベテランに入っており、1軍も代打がメインでわずか8試合にとどまっています。ですがキャリアは素晴らしく巨人の代打を支えた功労者。中島選手のメンツにも影響してくるため、戦力外でなく古巣である西武への無償トレードとなります。

 西武はここ数年連続して選手やコーチの犯罪・不祥事があらわとなっており、リーグ順位も5位と低迷。ここでファンを呼び戻す起爆剤が必要となっており、そのために中島選手を呼び戻し来年以降にコーチとして地盤を固める可能性があることから、トレードを画策する可能性があります。巨人としてもセリーグよりもパリーグ移籍のほうが活躍時のダメージも少なくイメージアップにもつながるため、西武にトレードを持ち掛けている可能性はあります。

 ただしこのトレードが上手くいかなかった場合は戦力外となります。

 

【なぜあの選手は外れたのか】

 堀岡選手は一軍では全く計算できていないものの、二軍では1点台で150キロ超えのストレートは魅力。パ・リーグなら一定の需要があるため、現役ドラフト候補としています。
 喜多選手は2軍でも亀田選手に押され出場機会が減っていますが支配下捕手が大城・岸田・小林・山瀬・喜多選手の5人のみのため、一人故障者が出ると1軍がぎりぎりとなり、2軍は育成選手の出場数に制限があるため、育成投手も先発する2軍では支配下総数の少ない捕手を育成落ちさせると2軍運用にも影響が出るため、候補がから外しています。

 

 松原選手は打撃の波が激しいものの、貴重な育成出身ながら2桁本塁打を放った選手。強肩でセンター・ライトを守れるためこちらも現役ドラフト候補。外野手は梶谷選手は代打候補。丸選手は年齢から打撃の不調が長引くようになっているため、岡田・萩尾選手が固定できない以上一軍戦力外にはしにくいため、現役ドラフトで選ばれず残っても支障はないことから戦力外からは外しています。

 三上選手は7月は好投したもののそれ以降は一軍に呼ばれていません。変則は船迫選手が活躍し、年齢もあり戦力外からの獲得のため戦力外候補になりそうですが、高梨選手が人格者として名前を挙げるほどに若手投手に慕われるブルペンの兄貴分であり、巨人は中堅中継ぎが少なく、ドラフトで中継ぎを補強すれば1〜2年目の経験の少ない選手の割合が増え、経験豊富なベテランが少なくなるため、二軍を含めブルペンを支える精神的支柱として残すと考え候補から外しています。