読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2023年読売ジャイアンツ戦力外予想【育成選手編】

 

 10月1日より第1次戦力外、2次はCS終了後から日本シリーズ終了翌日(日本シリーズ出場チームは5日後)となります。

 ドラフトを考えるうえで枠を開けたり出場機会の関係性から密接なかかわりがある戦力外。今回は育成選手の戦力外候補となります。

 

 

【投手】

【①:太田龍選手】


www.youtube.com

 2軍成績:1試合1回0勝0敗0S0失点1四球 防御率0.00

 

 18年ドラフト2位で入団。高卒社会人で高校時代は九州高卒投手の代表格として期待され、JR東日本でもエース先発として活躍。しかし指名年に不調に陥り、巨人入団後すぐに故障でリハビリ組へ。その後2軍と3軍を往復し、一時は球速が140前後にまで落ち込むなど期待された結果を残せず、去年に育成再契約となりました。

 今年も主な登板は3軍で2・3番手で登板するなど役割も確立できず、2軍で先発していた1年目がピーク。高卒1年目の選手のほうが結果を残しており、今後も向上が見込めないことから戦力外となります。

 

【②:谷岡 竜平選手】


www.youtube.com

2軍成績:10試合9.2回1勝1敗0S8失点4四球 防御率3.72

 

 16年3位で入団。高卒社会人ながら即戦力として期待されオープン戦では好投するも、その後は1軍と2軍の往復となるも、2年目となる18年にはプロ初勝利や最多となる25登板を遂げ来期戦力として期待されました。しかし翌年に右肩関節唇損傷と診断され、その年に育成再契約。長いリハビリを得て復帰登板を果たすも、投手として致命的な怪我であり球速が大きく落ち込んでいました。

 その後はファームではリリーフとして起用され続けるも22年に肘のクリーニング手術で再びリハビリ組に。それからは1度も支配下復帰は果たせておらず、2・3軍を往復する日々が続いています。

 谷岡選手の支配下条件は怪我の状態でなく戦力として計算できるかどうかのため、現状のストレートとフォーク中心でフォークが少しでも甘くなると打たれてしまう投球スタイルでは1軍では計算できないため、支配下はまだまだ先。すでに育成7年目と堀岡選手と並び最長となるため、戦力外交hとなっています。

 

 

【③:山本 一輝選手】


www.youtube.com

2軍成績:7試合13回0勝1敗0S14失点12四球 防御率6.23

 

 20年ドラフト6位で入団。腕の出どころが見にくい変則左腕として期待されたものの、130キロ台から球速も伸びず変化球もとりわけ目立つものがなかったことで戦力として結果を残せず、三軍登板がメインで去年に育成再契約。

 故障による再契約でなく、戦力外一歩手前の再契約で今年も二軍で6点台と結果を残せなかったため、今年で戦力外候補となっています。

 

【野手】

【①:前田研輝選手】


www.youtube.com

2軍成績:10試合24打数6安打0本塁打3打点1四死球 打率.250

 

 19年育成5位で駒沢大より入団。バランスの良い捕手で主に3軍で起用されていました。恵体で当たれば飛ぶパワーも魅力でしたが、今年は大津・坂本勇選手が成長しスタメン捕手として起用されている一方で前田選手はファーストやDH出場が多く、2軍で起用できるほどの打力がないため、大卒3年目ながら2軍でもほとんど起用されていないことから戦力外候補となっています。

 

 

【②:立岡 宗一郎選手】


www.youtube.com

 2軍成績:出場無し

 

 去年に左膝前十字じん帯損傷という大けがを負いリハビリのために育成再契約。今年はリハビリから復帰し3軍戦で出場を果たしました。しかし年齢は33歳と中堅を超えベテランの域に入っており、選手としても衰えが出て下火となる年齢。特に若返りが求められている外野手において若手選手の出場機会を奪ってしまう立場となる立岡選手は戦力外候補となっています。

 

【】