読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2年目から本格始動の徳島ISの秘密兵器 徳島インディゴソックス 石川 槙貴選手 独立リーグ右腕投手


 

石川槙貴は鹿児島城西時代から評判の好投手で、高校時代は140キロ前半の速球と切れのあるスライダーを武器にする投手だったが、大学4年間で最速152キロまでレベルアップ。187センチ92キロとスペックも十分。球団からの期待も高い。

10年連続ドラフト指名を狙う徳島インディゴソックス。22年度の新入団選手は潜在能力、実力十分の逸材が多数入団!

 

【石川選手の紹介】

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187センチ92キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・フォーク

 経歴:鹿児島城西九州共立大ー徳島IS

解禁年:2022年

 

 セットからスリークォーターよりも高い角度から力強い腕の振りで投げ込むフォームから最速152キロ、常時140中盤のストレートを投げ込む右腕投手。120後半の縦のスライダー、130キロ台のフォークを投げ込んでいきます。

 武器は140後半も記録する威力のあるストレートと、カーブのような落差のある縦のスライダー。スライダーでカウントを整えながらストレートで押していきます。

 九州共立大では最速152キロを投げ高いポテンシャルを期待されていたものの、故障に悩まされ登板が少なく最終年度も肘の故障で1試合のみの登板にとどまりました。その後能力を評価され徳島ISに入団するも、1年目はリハビリに費やし登板は0となりましたが、2年となる6月24日の愛媛MP戦で公式戦初登板を果たすと、3回2失点と初回に力みがあり2失点したものの、その後の2・3回は無失点と好投しています。

 故障から復活し速球型右腕として今後の活躍が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題は故障の多さ。九州共立大時代も故障に悩まされ、徳島IS入団後もリハビリで1年間試合登板なしで過ごしており、何度も故障に悩まされています。年齢も今年で24歳と即戦力として期待される年となるため、この1年で故障せずに投げ抜けるかをアピールする必要があります。即戦力として入団したのに入ってすぐに故障でリハビリとなり計算できないとなればチーム編成に大きな影響を与えるため、支配下での指名の可能性は低くなっています。

 またフォームも肩を突っ込ませて投げ込むフォームで上半身の動きとまだ連動できていないため、故障のリスクを抱えていることから、フォーム固めも必要となっています。

 

 

【指名順位予想】

 今年から本格稼働ながら140後半を投げ込めるほどの出力はもっているため、スライダーのコントロールを上げ、横手投げに近い角度であるため小さく落ちる球が上がり先発としての可能性がもてれば指名候補となります。

 中継ぎとしては頻繁な故障が課題となるため、中継ぎのまま指名候補となるには、故障を考慮しても中継ぎとして見込めるほどの売りがなければ指名漏れとなります。そのためあくまでショートイニング・中継ぎの起用がメインとなるなら常時140後半から150前後でフォークの精度を上げ決め球として計算できるようになれば育成2~3位となります。