4番・馬場は1安打に終わったが、その1本が左中間のフェンスにワンバウンドで届く二塁打。183センチ、83キロの体格を生かして逆方向にも長打を飛ばせるパワーを見せつけた。テークバックは取らない代わりに、バットのヘッドを投手方向に傾けてトップに入り、鋭くバットを振り抜く。スイングスピードが速く、あまり大きな穴が無いため、130キロ前後であれば差し込まれることなく、しっかりと打ち返せていた。
186センチの大型二刀流に強打のスラッガーなど ポテンシャルの高い青藍泰斗は夏も要注目だ（高校野球ドットコム） - Yahoo!ニュース
【馬場選手の紹介】
１８３センチ８３キロ 右投げ左打ち
ポジション：センター
チームでは４番として起用される左のスラッガー。背番号が見えるほど力を溜め強いスイングで長打を生み出します。また引っ張るだけでなく差し込まれた際もしっかりとしたスイングで逆方向にはじき返し、左右にしっかりと安打を放てるバットコントロールも武器。
また大型選手ながら足も速く、チームではセンターを守り足を活かした広い守備範囲も魅力となっています。
スラッガー向きの恵まれた体を持ちながらも足もあるバッターとして、さらなる成長が期待されます。
【指名への課題】
課題は非常にタメを作るスイング。パワーを活かすために投手から背番号が見えるほど力を籠めスイングを放ちますが、一般的な長距離打者と比較してもかなりのタメを作るためタイミングの調整が難しく、狙い球でなかった場合にスイングを大きく崩されスイング自体もぶれてしまい内野フライで打ち取られたり、カットできず空振りを奪われています。
盗塁や守備が武器というタイプではないため、打撃でどれだけ結果を残せるかが指名されるかどうかとなりますが、速球に対しては差し込まれてもパワーで押し通せますが、緩急を使えるレベルの選手となるとカーブ系の球に手玉に取られています。
【指名順位予想】
スイングに癖がありタイミングの取り方が課題となっているため、スカウトが評価する打撃部分でも評価しづらくなっています。守備・走塁が武器となるタイプでもないため、スイングをもっとシャープにして変化球にも対応できるようにならないと指名は厳しくなっています。
このため現状では指名漏れの可能性が高くなっています。身体能力自体は高いため大学・社会人で打撃の確実性を上げ打撃を売りとした素材型外野手として指名を狙いたいところです。
