読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

190センチ超えの恵体ながら器用な右腕 修徳 篠崎 国忠選手 高卒右腕投手

◆第105回全国高校野球選手権東東京大会▽準々決勝 岩倉8―1修徳=8回コールド=(25日・神宮球場

 修徳は10年ぶりの甲子園出場を目指したが岩倉にコールド負けし、21年以来となる準決勝進出はならなかった。192センチの長身で最速147キロを誇る篠崎国忠投手(3年)は1点ビハインドの5回から2番手で登板。この日のMAXは146キロで自己記録更新はならず、3回を4安打1失点(自責0)、1奪三振だった。

 進路については「プロ一本で勝負を懸けたいと思っています」とプロ志望届を提出する予定だ。高校入学時には120キロ台だった直球は30キロ近くアップ。体重も1月には88キロだったが現在は102キロにまで増えた。「ウェートトレーニングだったり、メディシンボールの練習だったり、目に見えないところの強化が目に見えるところに出るようになった」と成長を実感する。

 その上で「フォームは未完成、体もまだ完成していない。もっともっと成長できると思う」と篠崎。甲子園出場は果たせなかったが、大きな体にまだまだ伸びしろがある右腕が次のステージに向かう。

【東東京】修徳の最速147キロ右腕・篠崎国忠が準々決勝で散る 進路は「プロ一本で勝負を懸けたい」 : スポーツ報知

 

【篠崎選手の紹介】


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191センチ103キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・フォーク

 

 セットから大きく足を上げ肘を折りたたみテイクバックの小さい腕の振りから最速148キロ、常時130後半のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台の横のスライダー、90キロ台のカーブ、130キロ台の小さく落ちるフォークとまっすぐ落ちる2種類のフォークを投げ込んでいきます。

 武器は140キロ以上も出せる威力のあるストレートと2種類のフォークのコンビネーション。右打者のインコースには小さく落ちるフォークで。左打者の膝元に大きく縦に落ちるフォークを使い空振りを奪っていきます。

 3月にフォーム改造の腰を痛め1か月半の間ノースロー調整を余儀なくされますが、その期間に背中・体幹を鍛え食トレにも励んだことでさらに体が大きくなり、体重は15キロ増で103キロに到達。腰を痛めたもののフォーム改造によりコントロールが改善したことで強く腕を振れるようになり出力も向上。

 スカウトからも素材の良さと高身長ながらフィールディングや牽制、コントロールを高く評価されており、素材型ながら野球脳も高い選手として注目されています。

 

【指名への課題】

 篠崎選手は右打者に対しては被打率が1割台と抑えられているものの、一方で左打者からは3割以上の被打率となっています。原因は指にかけて投げ込む威力あるストレートはすっぽ抜けることも多く、特に右打者のアウトコースに抜けることが多くなっています。

 右打者であればアウトコースに抜けるだけで済みますが、左打者相手だとインコース中心の配球となるためすっぽ抜けは死球に繋がる恐れがあり、右打者に比べ左打者に投げるストレートは球威が抑え目になっています。このため左打者からは威力を抑えた制球重視のストレートを打ち返されており、インコースに差し込める右に比べフォークも甘くなると長打コースになるこから使いにくいため、左は攻めに苦労しています。

 

 

【指名順位予想】

 長身恵体投手はどうしてもその体格を使ったフォームに頼ってしまうためクイック時に制球が崩れたりフィールディングが苦手だったりと技術面でどうしても課題を抱えていることが多いものの、篠崎選手は間を意識して使ったりフィールディングもよかったりと素材面以外の部分でも技術を磨いておりスカウトからもその器用さを評価されています。

 素材型ながら技術がありますが、フォーム改造の影響でまだフォームが固まっておらずすっぽ抜けやすい課題があるため、現状の評価では5~6位候補となります。