読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

即戦力外野手候補 NTT東日本 向山 基生選手 社会人右外野手

NTT東日本は今年からチームに新加入したフレッシュな力が躍動した。法大から入社した向山基生外野手が11日、マルチ安打デビューを飾った。チームは10ー1の7回コールドでトヨタ自動車東日本を下した。

 向山は東京スポニチ大会予選リーグ第2試合(神宮)で「2番・中堅」で先発出場した。1回1死から先発・千葉の直球を捉えて左越え二塁打を放って先制点を呼び込むと、2点リードの3回の第2打席目では遊撃内野安打。すかさず二盗を決めて4番・長澤の適時打で4点目のホームを踏んだ。公式戦デビューでいきなり存在感を示した

NTT東日本・新人向山がマルチ安打&二盗デビュー「いいデビューできた」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―

 

 

【向山選手の紹介】


2019/06/03 NTT東日本・向山基生外野手、ホームラン

 

184センチ82キロ 右投げ右打ち

ポジション:センター・レフト

   経歴:法政二ー法政大ーNTT東日本

 

 身体能力の高さを評価されるセンターを守る右打ち外野手。大学通算4本塁打ながらも振り切るスイングと50m6.0秒の俊足で長打を量産していきます。

 守備・走塁ともにガッツあふれるプレーを披露し、遠投105mにコントロールの良さで本塁アウトにしています。

 大学では3番として起用されバットコントロールの良さと広い守備範囲で注目株となりプロ志望を出すも指名漏れ。その後NTT東日本に進むと1年目より2番で起用されています。

 

 大学時代はスイングが大ぶりのためインコースに差し込まれやすく、インコースに投げられれば詰まらされることが多かったものの、社会人ではスイングがシャープになりインハイも引っ張り長打にできるようになっています。守備範囲と送球コントロールの良さは健在のため、課題だったインコースへの対応も解決したとなれば、即戦力外野手として期待されます。

 

【指名への課題】

 ヒットの傾向は引っ張りが非常に多く、スイングの形がどうしてもアウトコースを流し打ちするのに向いていません。このためコースにかかわらず引っ張ろうとしてしまうため、アウトコースに対しても引っ張る傾向にあります。

 幸い現在はそこまで厳しいインコースに投げ込まれないため踏み込めて強めに引っ張れていますが、プロになればより球速の上がった厳しいコースへの攻めが予想されるため、そうなると踏み込むのに躊躇し引っ掛けるような当たりが増えてしまいます。

 

 またアウトコースへの変化球としてシーム系の球やフォーク系の球への対応も問題であり、引っ張りを意識して踏み込んでスイングすると、ボールコースに逃げる球とわかっても踏ん張れず空振りとなったり引っ掛け併殺ゴロとなるため、下半身強化とアウトコースを上手くライト方向にもっていけるようになるのが今後の課題となります。

 

【指名順位予想】

 社会人外野手となれば守備が安定していれば長打はそこまで考慮されません。社会人野手は本塁打よりも安定した守備・走塁、打率を残すことのほうが求められるため、大学時代までは物足りなさがあった向山選手の能力も、社会人野手となれば即戦力として認められるようになります。

 このため指名順位は3~4位となります。例年に比べ大卒以上の外野手が不作のため優先度が上がる一方、豊作年である即戦力投手は多くの球団が不足しており、センターを即補強しないといけない状態の球団は少ないため、他球団に先んじて獲得しようという球団は限られており、どうしても投手が優先されてしまいます。