読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

制球よくバランスの良い投手 駒澤大 竹本 祐瑛選手 大卒右腕投手

 

f:id:okimono:20200419215438p:plain

早大―駒大とのオープン戦にはネット裏に巨人、オリックス、西武のスカウト陣が並んだ。早大は早川が先発して6回を2失点(自責1)。140キロ後半のストレートに変化球を操り“馬なり”の投球。一方、駒大のドラフト候補・竹本祐瑛(ひろあき、4年・八戸西)は8回から登板しリードを守り切った。
 西武は潮崎哲也編成グループディレクター、渡辺智男竹下潤両スカウトと3人体制で2人をチェック。コメントは出さなかったが収穫ありの表情だった

早大・早川、6回2失点、駒大・竹本は好救援 ネット裏には巨人らスカウト陣― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

 

 【竹本選手の紹介】


【ドラフト候補】駒大ピッチャー竹本祐瑛の投球練習~東都大学野球 國學院大×駒沢大2020年9月22日

186センチ93キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジ

 

 ワインドアップからゆっくりと足を上げあまり上体を突っ込ませず振り下ろすフォームから最速148キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。

 縦のスライダーとチェンジアップとの組み合わせで打たせて取るピッチングで投球を組み立てていきます。どの球種も大きくみだれることなく 制球のよさでテンポよくストライクを奪っていきます。ストレートと同じ軌道で急に落ちるチェンジアップで打者のタイミングを外すのを決め球としています。

 チームでは主に先発として起用。通算2勝14敗で防御率3点台後半と勝ち星に恵まれないものの、コントロールの良さを武器に総合力のある右腕として先発候補として期待されます。

 9月15日にプロ志望届を提出しております。

【指名への課題】

 投手としては大きな課題がないものの、大きな武器がないものが課題。140前半で球速通りのストレートに大きく破綻していないものの平均的な変化量の変化球。このため投手としてみると全体的に物足りなさが残り、いまいち印象に残りません。

 

 またクイックになるとスライダーとチェンジアップが高めに浮くことが多く、あまり球威や変化量がないことからこの球を狙われ長打にされることで失点につながっています。ランナーが出ると安心して投げられる球がストレートだけになるのが課題となります。

 さらにストレートで仕留めようとギアを上げて球速が140中盤を記録することが多くなっていますが、そのぶんコントロールが悪化するため決め球としては使いにくくなっています。

 

【指名順位予想】

 早くから先発として起用こそされているものの大きな発展を遂げられておらず、安定した好成績を残しているわけでもないため指名があるかどうかが難しいラインとなります。

 

 先発としても中継ぎとしても即戦力ではなく物足りなさが残ることから指名漏れが濃厚になってきます。育成でまで入団するかといわれると微妙なところで社会人からは需要がある程度計算できるタイプのため、支配下で指名でないと入団を嫌がる可能性があることから指名漏れとしています。