読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

緩急を意識させる投球が持ち味 栃木ゴールデンブレーブス 手塚 俊二選手 独立リーグ右腕投手

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 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)は4日、栃木市大平町のエイジェックさくら球場で茨城と対戦し、10-2で快勝した。通算成績は4勝2分け1敗。

初回に内山翔太のソロ本塁打で先制した栃木GBは、六回に若松聖覇の2点適時打や新山進也の2点本塁打などで一挙9点を奪った。先発の手塚俊二は九回2死まで無安打無得点の好投を見せ、今季2勝目を挙げた。

 次戦は5日午後1時から、ホームで神奈川と対戦する。

栃木GB 10得点快勝 手塚、九回2死まで無安打無得点|県内主要,スポーツ|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)

 

 

 【手塚選手の紹介】


2020/9/13 【2020年 ドラフト候補】 手塚俊二 (栃木ゴールデンブレーブス) 長身細身右腕 茨城戦 【148km/h 計測】

186センチ70キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジアップ

 経歴:純真高ー日本経済大(中退)ー栃木GB

解禁年:2019年

 

 セットからゆっくりと投球フォームに入り、スリークォーターよりも角度を上げて振り下ろすフォームから最速150キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。

 縦のスライダーに非常に緩急を感じさせるカーブ。小さく変化するチェンジアップで打ちとっていきます。

 日本経済大では右ひじを故障しチームになじめず中退。その後栃木GBに入団するも1年目はほとんど登板もなく終わりました。しかし2年目に先発として起用されると5回無失点で結果を残し、そこから主に先発として18試合に登板し、8勝2敗で防御率2.23着実に実績を積んでいきました。元SBの巽コーチの指導で球速も伸ばしており、伸びしろの期待できる先発右腕候補として評価されています。

 

【指名への課題】

 ストレートの球速は140前半。角度はありますが球威はないので案外打ち返されやすくなっています。スライダー・カーブともに縦の変化球のため低めに集められるかどうかが手塚選手の生命線となります。

 

 しかし調子が悪いとストレート・スライダー・カーブどれも高めに浮き制御できなくなります。中継ぎだとストレートの球速がより上がり角度もあって押せているため、早めに見込みたいなら中継ぎとなります。

 

【指名順位予想】

 ストレートを低めに集められるため、ツーシーム系の球を覚えればより投球の幅が広がり球速にこだわり必要がないため、伸びしろ期待での獲得となります。

 指名順位は育成2~4位となります。