最速139キロだが、打者の手元で伸びる直球とスライダーやカーブ、ツーシームといった多彩な変化球が持ち味。他の部員から「タイミングが取りづらい」と評価される。
北信越大会の準決勝では、初回に肩を負傷して降板した。決勝までを上加世田頼希投手(1年)らが投げ抜いてくれたことに感謝するが「自分が投げられなかった悔しさもある」。けがは癒えたが、再発防止のためウエートトレーニングに力を入れている。
同大会での負傷後、実家の母が湿布を送ってくれ、父も「よく冷やしてストレッチしろよ」と連絡をくれた。「甲子園でマウンドに立ち、成長した姿を両親に見せたい」。感謝の気持ちを胸に万全の状態で大舞台を迎える。
【竹松選手の紹介】
【敦賀気比】 2020 10/10 いよいよ明日から 秋季北信越大会⚾️ 気比の誇るバッテリー✨ がんばれ✊‼️竹松 & 長尾
180センチ70キロ 左投げ左打ち
変化球:スライダー・カーブ・ツーシーム
セットから大きく右足を上げた後上半身を反らし、長さの目立つ左腕をしなやかに振り下ろし上半身を三塁側に突っ込ませながら投げ込むフォームから最速140キロ、常時130後半のストレートを投げる左腕投手。タイミングの取りづらい独特なフォームで投げ込み、そこに緩急をきかせたスライダー・カーブでタイミングをはずしうちとっていきます。
北信越大会では3試合に登板し15回を1失点と好投。しかし準決勝で登板中に肩を故障。現在は故障は癒えたが再発防止のためにウェートトレーニングに取り組んでいます。
【指名への課題】
かなり体を突っ込ませて大きく腕を振って投げるフォームであるため、軸足の安定感が非常に重要となります。またマウンドとの相性にも左右されるため、マウンドが合わないと制球が全く安定しません。選抜では初回は荒れつつも三者凡退に抑えましたが、2回から全く制球できなくなっていました。一度四球で崩れだすとコースを意識しすぎてしまうためリリースポイントもバラバラになり、変化球もぶつけてしまうほどずれこんでしまうこともありました。
【指名順位予想】
非常にバランスが重要なフォームで手をつけづらいため、肉体の成長でバランスを崩しやすい高卒で獲るにはリスクが大きい選手となります。安定してカウントを整えられる球がなく、制球が安定しない左腕は敬遠されがちです。
ある程度選手としての方向性・形が見える形でないととりにくいため、指名漏れの可能性が高くなっています。