読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

ゴルファーから転身したスラッガー 星稜 中田 達也選手 高卒両打ち内野手

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そんな右腕が引っ張ったチームとは一変、奥川は「(自分の代より優れているのは)バッティング。桁違いです」と新チームを評する。さらに推しメンを問われると「(4番で主将の)内山は活躍するので置いておいて…」と笑い「1年生の中田という選手。その選手のバッティングがすごいです」と5番を打つ新怪物候補を指名した。

 ドラフト会議で3球団が競合した大器が太鼓判を押す中田とは…。小学生時代にベストスコア71をたたき出し天才ゴルフ少年と呼ばれた異色の経歴を持つ外野手だ。

 ドライバーの飛距離は300ヤードとの話もあるパワーが自慢。中学入学と同時に野球へ転向し、わずか3年半で日米通算507本塁打松井秀喜氏(45、巨人など)らを輩出した名門のクリーンアップを射止めた。

 1年生だった昨夏の甲子園で出場はなく、まだ高校通算6本塁打ながら、昨秋の石川大会準決勝・金沢商戦でサヨナラ3ランを放つなど勝負強さは折り紙付き。松井氏の1学年後輩にあたる林和成監督(44)も「振りすぎというか…壊れないか心配。すごいスイングをしますよ。来年ブレークするかもしれない」と覚醒を予感する。

 笑うと両頬にできるえくぼがチャームポイントの16歳は、LINEで連絡を取り合うこともあるという奥川の指名に「本当ですか! ビックリだけど、うれしいです」と第一声。「スイングスピードに自信がある。甲子園ではフルスイングを見せたい。たまったランナーを絶対かえすという強い気持ちでやっていきたい」と息を弾ませた。

 1995年夏、19年夏と2度決勝に進みながら涙をのんできた星稜。奥川が認め、ゴジラの系譜を継ぐスラッガーが、初優勝へ牙を研ぐ。

星稜に新ゴジラ!ヤクルトD1・奥川イチ押しの中田達也、松井秀喜氏の系譜継ぐ/センバツ(2/3ページ) - サンスポ

 

【中田選手の紹介】


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177センチ80キロ 右投げ両打ち

ポジション:センター・レフト・ショート

 

 チームで6番として起用されるスイッチヒッター。小学生のころから300ヤードを飛ばすゴルファーとして名をはせるが、中学生になり野球に転向。ゴルフ時代のスイングを野球にも活かし、長打を伸ばすためフルスイングを磨き、オリックス・吉田 正尚選手の打撃フォームを参考に1年先輩の内山 壮真選手に教えを請い、下半身強化にも取り組み長打力を伸ばしており、本人も通算50本塁打を目標としていました。

 守備は3年生の春までセンターを守っていたものの、夏の地方大会ではショートで起用されています。3年生から本格的に起用されるようになったショートも軽快な守備を披露しており、内野起用の可能性ももったフルスイングが魅力のスイッチヒッターとなっています。

 

【指名への課題】

 以前は3番で起用されていましたが、打撃の調子を落とし6番に下がっています。1~2年生のころに魅せていたフルスイングはなりを潜め、上半身のみの固いスイングになってしまっており、当てても単打止まりで長打があまり出ていません。

 また守備についてもステップは問題ないものの、スローイングは体が流れながらのスローイングのため全身を使った送球が出来ておらず、通常の守備位置からのスローイングもファーストの捕球が難しい高さにまで落ちていました。打撃は調子を落とし、守備もショートとしてはまで発展途上のため、攻守どちらでも課題を抱えています。

 

 

【指名順位予想】

 下級生のころのスイングを3年生でもできていればドラフト候補として名があがりましたが、注目されていた下級生のころに比べ大きく調子を落としており、現在はドラフト候補のなかでも注目度は落ちています。

 中学時代は投手として起用されていたため、肩自体は外野として問題ありませんが、ショートとしてはまだ経験不足感が強く、評価としても売りの打撃が当てるだけとなっているため、外野手として潜在能力を評価としての育成5~7位となります。