読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

打率3割を残す右の巧打者 JR東日本東北 瀬川 航騎選手 社会人右内野手

昨年都市対抗野球で8強入りしたJR東日本東北(宮城)の入社内定選手2人がすでに練習に参加している。今春のセンバツ高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する聖光学院(福島)出身の瀬川航騎内野手(22)=東洋大=は、後輩に負けじと地元・東北で力をつけると語った。

 出身は福島県いわき市。大学で一時地元を離れたが、東北の地で野球を続けたい思いでJR東日本東北に進んだ瀬川は「また東北のチームでプレーできてうれしい。打撃では粘り強く単打を狙っていく姿勢、守備では球際の強さをアピールしていきたい」と語った。

 西村亮監督(47)から「打撃の方でコンスタントにヒットを打ってほしい」と期待される新人だ。三塁手のレギュラーだった東洋大4年時は打率2割3分1厘と納得の結果ではなかったが「年間通して打率を3割残していく」と社会人で新たな目標を掲げた。今月チームに合流したばかりだが、すでに先輩のスイングを参考にしながらミート力を上げる意識で練習に励んでいる。アベレージヒッターに成長していくことが、内野の定位置奪取への近道だ。

 聖光学院では遊撃手のレギュラーで3年連続夏の甲子園に出場。後輩のセンバツ出場を、「自分たちは出られなかったので楽しんでほしい」と祝福し、「僕も後輩に負けないように、チームの全国大会出場に貢献したい」と刺激に変えている。

 チームは現在、3月6日開幕のJABA東京スポニチ大会と夏に本戦を控える都市対抗予選に向け、鹿児島キャンプで調整中。2年連続の都市対抗出場の力になるため、瀬川がどんな球にも食らいついていく。(小山内彩希)

【社会人野球】JR東日本東北に内定の2人、瀬川航騎と津高弘樹が投打で活躍を誓う : スポーツ報知

 

【瀬川選手の紹介】


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172センチ73キロ 右投げ右打ち

ポジション:サード・ショート・セカンド

   経歴:聖光学院東洋大JR東日本東北

  解禁年:2023年

 

 チームでは2番や下位打線で起用される右の巧打者。小柄ながらもしっかりとしたスイングでセンター方向に打ち返すミート力が武器であり、宮城県大会では11打数6安打で打率.545と5割以上の打率を残しチームの都市対抗出場に貢献しました。

 また守備についても高校時代はショートを守っていたものの、大学3年生でサードを本格的に練習するようになり、その後はサードメインで起用されながらショートも守れる守備力を披露しています。

 3割以上の打率を残し続けており、巧打型の内野手として注目されています。

 

【指名への課題】

 課題は守備の精度。瀬川選手はサードメインで起用されており、その中で目立つ課題が送球時に握りなおす場面が多いこと。平凡なゴロでも握りなおす場面が多く、スローイングまでに時間がかかるため送球を急ぐ必要があり、焦りから守備が雑になりこぼしてしまうなどエラーにも繋がっています。

 また打撃もレフト・センター方向がメインで引っ張りのスイングがメインですが引っ張りの意識が強いため低め釣られやすくボールからボールの変化球にも大きくバットから離れたスイングをしてしまうなど、打撃面でも低めをどれだけ我慢しライト方向にもしっかり打ち返す打撃をできるようになるかがポイントとなります。

 

 

【指名順位予想】

 タイプとしては内野すべてを守れるユーティリティーの巧打型ですが、守備能力は平均程度で打撃型内野手となります。しかし守備型でないためサードメインで緊急事態としてセカンド・ショートも守らせることができる程度と考える必要があり、サードは長打力が求められるポジションとなるため、巧打型で本塁打も少なく、守備能力は特別高いわけでないため指名順位は低くなります。

 サード即戦力が欲しい球団でなく、サブポジを持った故障者が出た場合のある程度打力のある2番手・3番手内野手が欲しい球団が対象となるため、指名順位は8~10位と低めの順位となっています。</   p>