今回は育成１～３位指名予想となります。ここでもう一度今回の指名ルールについて触れておきます。
①指名予想は各順位２名ずつ予想。ただし１位のみ１位とはずれ１位の両方を予想。
②指名順位は現在の順位である５位とする。
③指名数は支配下６名、育成５名とする。
④現時点で進学・就職を表明している選手は対象外
今回は育成1～3位となります。
- 【育成１位指名候補①】光高校 升田 早人選手 高卒右腕投手
- 【育成1位指名候補②】徳島IS 藤田 淳平選手 独立リーグ左腕投手
- 【育成２位指名候補①】群馬DP 國弘 愛斗選手 独立リーグ左外野手
- 【育成２位指名候補②】山梨学院 徳弘 太陽選手 高卒右外野手
- 【育成３位指名候補①】高松商 大室 亮満選手 高卒左腕投手
- 【育成３位指名候補②】関西学院大 石井 雄也選手 大卒右捕手
【育成１位指名候補①】光高校 升田 早人選手 高卒右腕投手
最速１４３キロ、角度のあるストレートとスライダーが武器の長身右腕。水野スカウト部長も角度あるストレートを評価しており、他のスカウトもストレートの質を評価しています。
今の巨人はストレートで空振りを取れる投手が少なく、投手の層の薄さが課題となっています。素材型であるため即戦力ではないものの、将来的な投手層の底上げのための獲得となります。
【育成1位指名候補②】徳島IS 藤田 淳平選手 独立リーグ左腕投手
最速１４５キロ、チームでは先発として起用される左腕投手。大きく肘を伸ばし角度をつけたフォームで振り下ろす角度あるストレートが武器。ソフトバンク３軍戦でも登板するなどプロ相手でも好投しており、左腕不足の巨人にとって補強対象となっています。
大卒１年目ということで伸びしろも期待できる左腕。独立リーグ１年目ながら高い奪三振能力を誇っており、中継ぎ候補としての獲得となります。
【育成２位指名候補①】群馬DP 國弘 愛斗選手 独立リーグ左外野手
独立リーグ１年目ながら４割以上の打率を残している左の巧打者。ソフトバンク戦で３打数２安打。巨人戦でも３打数１安打１死四球と結果を残しており、遠投１１０ｍの強肩でライトを守っています。
ただ非常に単打が多いこと。加えてあまり盗塁を企画できておらずチャンスメーカーとしてはまだ足りない要素があることから、即戦力でなく走塁能力やセンター守備を鍛え、将来的な１・２番候補としての獲得となります。
【育成２位指名候補②】山梨学院 徳弘 太陽選手 高卒右外野手
選抜で優勝した山梨学院で1番として起用される右打ち外野手。185センチ90キロの恵体と遠投１１０ｍにスクワットで170キロを持ち上げる高い身体能力が武器。パワーも魅力の一つですが、まだ打撃技術が追いついておらず、春にようやく変化球にも追いつけるようになったと語っており、選抜でも23打数6安打とあまり目立つ成績は残せていません。
しかし水野スカウト部長が気になる選手として名前を挙げており、現在の巨人は身体能力型外野手が少ないため、素材重視の獲得となります。
【育成３位指名候補①】高松商 大室 亮満選手 高卒左腕投手
最速１３８キロ、角度あるストレートとカーブで緩急を武器とし、チームでは先発を務める左腕投手。選抜では東邦戦で登板し３回までは手玉に取っていましたが、４回から連打で打ち込まれ９回６失点と不本意な結果に終わりました。
水野スカウト部長が体ができてきたらおもしろいと素材型として評価しており、将来的な左腕投手の充実化を図るための獲得となります。
【育成３位指名候補②】関西学院大 石井 雄也選手 大卒右捕手
遠投１００ｍ、チームでは４番を務める右の大型スラッガー。もともとは捕手として起用されていたものの、チーム事情で２年生ではサード、３年生ではサードに加えレフトでも起用されていましたが、売りである打撃の調子を崩していました。
最終年度である４年では捕手に再転向。打撃でも４割を残しベストナインに選ばれています。巨人の捕手事情は大城選手以降、山瀬選手がある程度計算できるようになったものの、小林選手の衰えは顕著であり、次代の捕手候補となる岸田・喜多選手はともに定着できておらず、捕手の補強も見据えていかなければなりません。リーグのレベルや捕手再転向で即戦力ではない点から育成指名となっています。
次回は育成4～5位となります。
