読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2023年ドラフト候補

左右に打ち返す打率4割の巧打者 立命大 桃谷 惟吹選手 大卒右外野手

今秋のドラフト候補、立命大の桃谷惟吹(ももたに・いぶき)外野手(4年=履正社)が8日、阪神とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)で左中間に2点適時二塁打を放ち、8球団のスカウトにアピールした。 阪神井上とは履正社で19年夏に全国制覇した仲。井上は今春の実戦…

変幻自在なスライダーで空振りを量産する 立命大 谷脇 弘起選手 大卒右腕投手

<関西学生野球:立命大2-1京大>◇14日◇第3節1回戦◇甲子園 立命大のプロ注目右腕、谷脇弘起投手(4年=那賀)が意地の1失点完投勝ちを演じた。大学で9回を投げ切ったのは初めてだ。 5回まで無安打無得点の快調ペース。バントで初安打された6回は1死満塁にピ…

第1回2023年読売ジャイアンツドラフト指名予想【1位~3位】

今回は23年巨人ドラフトの第1回指名予想を実施。まずは指名予想のルールを説明します。 ①指名予想は各順位2名ずつ予想。ただし1位のみ1位とはずれ1位の両方を予想。 ②指名順位は現在の順位である5位とする。 ③指名数は支配下6名、育成5名とする。 …

腕の振りが見にくい変則左腕 近畿大 寺沢 孝多選手 大卒左腕投手

◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第5節3回戦 近大3―2関学大(30日・ほっともっとフィールド神戸) 近大が関学大との接戦を制して、2勝1敗とし、勝ち点を2に伸ばした。 初回1死二、三塁、2度の暴投で2点を先制。2回に追い付かれたが、5回は無死満塁…

二種のスライダーで打ち取る 同志社大 真野 凜風選手 大卒右腕投手

<関西学生野球:同大3-1近大>◇13日◇第3節1回戦◇甲子園 同大のドラフト候補、真野凜風(りんか)投手(4年=天理)が1失点完投で近大打線を封じた。 4安打1四球、118球という内容。最速は146キロ。「この1週間で修正できた。球速もしっかり出ていたのが一…

ノーヒットワンランを記録した先発 京都産業大 藤川 紘斗選手 大卒右腕投手

京産大の最速148キロ右腕・藤川紘斗は、1年前の衝撃を塗り替えるつもりだ。昨春の神院大戦で1失点しながら9回無安打投球で勝利を挙げたものの、まだ納得はできていない。「四球を4つ与えたり、全てがうまくいった試合ではなかった」。今春は相手に付け入る隙…

大学で大きく成長した速球左腕 大阪商業大 高 太一選手 大卒左腕投手

3季連続優勝を狙う大商大は、今秋ドラフト候補左腕の高太一(たか・たいち=4年)が6回を被安打2にまとめ、無失点と好投した。 「昨日の上田の投球を見て気合が入っていました。味方が早い回に点を取ってくれたので、楽に投げられました」 1日の1回戦ではエ…

サイドスローの変則左腕 東海大 植田 結喜選手 大卒左腕投手

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28発の右のスラッガー 報徳学園 石野 蓮授選手 高卒右外野手

◆第95回センバツ高校野球大会第6日 ▽2回戦 報徳学園7ー2健大高崎(24日・甲子園) 6年ぶり出場の名門・報徳学園(兵庫)が健大高崎(群馬)に快勝し、初戦突破した。プロ注目の主砲・石野蓮授(れんじゅ)右翼手(3年)が甲子園1号を含む3安打3…

地方大会7盗塁の機動破壊選手 健大高崎 増渕 晟聖選手 高卒右外野手

50メートル5・9秒とチーム随一の俊足。「足がどこまで通用するのか知りたかった」と、走塁で相手を揺さぶる「機動破壊」が代名詞の健大高崎に入学した。昨秋の公式戦ではチーム最多の7盗塁を決めた。外野手として守備範囲の広さも強みだ。 ただ、走塁や守備…

肩回りの柔らかさが魅力のオーバースロー右腕 報徳学園 盛田 智矢選手 高卒右腕投手

◆第95回センバツ高校野球大会第6日 ▽2回戦 報徳学園7ー2健大高崎(24日・甲子園) 報徳学園(兵庫)は健大高崎(群馬)を下し、2回戦を突破。センバツでは6年ぶりに白星を挙げた。 先発マウンドを託されたエース・盛田智矢(3年)は初回に先取点…

緩急で翻弄する左腕 海星 吉田 翔選手 高卒左腕投手

海星先発のエース、吉田翔(3年)の最速は131キロ。140キロ前後の直球を投げ込む広陵先発の高尾響(2年)とは対照的だったが、吉田翔は緩急を使った投球で翻弄(ほんろう)した。 「打たれる覚悟で投げ込むこと。自分のピッチングを忘れないこと」を捕手で主…

カーブとスライダーで三振の山を築く 作新学院 磯 圭太選手 高卒右腕投手

<センバツ高校野球:作新学院8-6大分商>◇19日◇1回戦 作新学院の磯圭太内野手(3年)は兄2人の甲子園への思いを背負い、投打で躍動。 チーム春夏通算40勝。小針崇宏監督(39)に監督通算20勝目をプレゼントした。 5-2で迎えた7回1死二、三塁。4番手として…

地方大会打率6割越え三振0の打てるショート 龍谷大平安 山口 翔梧選手 高卒右内野手

<センバツ高校野球:龍谷大平安1-6仙台育英>◇28日◇3回戦 龍谷大平安は昨夏王者に敗れたが、3番山口翔梧内野手(3年)が意地の1発を放った。0-6の9回、先頭で左翼にソロアーチ。「真っすぐだけに絞っていました。二塁を回る時に大歓声が聞こえて、入った…

ダイナミックに投げ込む大型左腕 高松商 大室亮満選手 高卒左腕投手

(25日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 東邦6―3高松商) 0―0の二回表。東邦の先頭、4番打者に左中間を破る二塁打を打たれたが、エース大室亮満投手(3年)は冷静だった。 犠打で1死三塁とされると佐藤颯人捕手(3年)が駆け寄った。「1点ならオーケー。焦…

抜けてもバットを振ってしまう直球が武器 光高校 升田 早人選手 高卒右腕投手

◇27日 センバツ高校野球大会3回戦 山梨学院7―1光(甲子園) プロ注目の右腕が大きな収穫を得てセンバツを去った。先発した光(山口)の最速143キロ右腕、升田早人投手(3年)は中盤に失点を重ねて8回途中を8安打7失点。甲子園初勝利に続く2勝目とはならなか…

6種の変化球を投げ込むサイドスロー 龍谷大平安 桑江 駿成選手 高卒右腕投手

(29日、高校野球秋季近畿地区大会準々決勝=和歌山・紀三井寺 龍谷大平安《京都3位》5―0高田商《奈良2位》) 春夏あわせて75回の甲子園出場を誇る龍谷大平安が、2019年春以来、4年ぶりの甲子園出場をほぼ確実とした。 立役者は身長167センチの右腕、桑江駿成…

大型ながら制球力が魅力の左腕 智辯和歌山 吉川 泰地選手 高卒左腕投手

頂点に立つ――。3月18日開幕のセンバツに向け、揺るがない目標を掲げ、心を一つにする智弁和歌山の選手たちを紹介する。【大塚愛恵】 ◇先輩の背中、追いかけ成長 吉川泰地投手(2年) 入学時の2、3年生は、夏の甲子園で頂点に立った。レベルの差を感じ…

手元で落ちるチェンジアップが武器 北陸 友廣 陸選手 高卒右腕投手

北陸(福井)が34年ぶり(2回目)に春の甲子園の土を踏む。昨秋は福井大会で3位だったが、最後は明治神宮大会4強まで上り詰めた。北信越大会決勝では3連覇を狙った敦賀気比を倒して34年ぶりに優勝。林孝臣監督は「気持ちの面で、当たって砕けろで戦える強み…

多彩な変化球と長身から投げるストレートが武器 東北 ハッブス 大起選手 高卒右腕投手

◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽1回戦 東北―山梨学院(18日・甲子園) 東北(宮城)のハッブス大起投手は、5回2死から四球と連打で2点を失い、マウンドを降りた。 初回は140キロを超える真っすぐを中心に3者凡退。しかし2回以降は制球にも…

横に逃げる球が武器の変則左腕 慶応大 森下 祐樹選手 大卒左腕投手

大学野球オープン戦(1日、慶大3-2専大、慶大G)慶大はリーグ戦登板経験のない左腕・森下祐樹投手(3年)が先発し、6回1安打無失点、2四死球3奪三振に抑えた。9日に開幕する東京六大学春季リーグ戦での登板へ期待を膨らませた。 「今まで結果がほ…

ストレートが魅力の左腕 法政大 尾崎 完太選手 大卒左腕投手

法政大の先発、尾崎 完太投手(3年=滋賀学園)も、常時140キロ中盤~148キロをマークするなど、速球の勢いは来年のドラフト上位候補として推せるものは十分にあると感じた。6回1死まで無安打に抑えていたが、その後、押し出し四球とスクイズで2点の先制を許…

一回り成長し即戦力が期待される先発右腕 三菱重工West 竹田 祐選手 社会人右腕投手

悲願のプロ入りへ結果を残す。三菱重工West・竹田祐は言葉に固い決意をこめる。「頑張らないと置いていかれてしまう。先輩も同級生も(プロで)活躍していましたし、自分も行きたい」 11月の日本選手権では自己最速を更新する150キロを計測。3試合登板(先発…

高めで空振りを奪えるストレートが武器のリリーフ 立命大 藤本 竜輝選手 大卒右腕投手

◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第5節 近大4―3立命大=延長10回タイブレーク=(11日・ほっともっとフィールド神戸) 社(やしろ)高(兵庫)時代にプロの注目を集めた立命大の藤本竜輝投手(1年)が6回から2番手で登板した。2回1安打1失点で、自…

直球で押していく新たなエース 京都大 水江 日々生選手 大卒右腕投手

関西学生野球の京大が11日、京都市内の同校グラウンドで年内の練習を終えた。プロ注目右腕で新主将の水江日々生投手(3年・洛星)は来年の目標にリーグ優勝、最優秀防御率、最多勝を宣言。大黒柱がフル稼働し、1939年秋以来、84年ぶりの頂点を目指…

読売ジャイアンツが2023年にとるべきドラフト候補選手

来年ドラフトは逸材がズラリとそろう「豊作年」だ。 高校では既に高校通算本塁打が90本を超えている花巻東のスラッガー佐々木麟太郎内野手、同じく長距離砲の広陵・真鍋慧内野手、九州国際大付・佐倉侠史朗内野手が目玉候補に挙がり、今春の選抜優勝に貢献し…

打率7割を残した1番打者 沖縄尚学 知花 慎之助選手 高卒右外野手

(24日、高校野球秋季九州地区大会1回戦=沖縄・名護 沖縄尚学《沖縄1位》8―2鳥栖《佐賀2位》) 先頭の一回、沖縄尚学の知花慎之助は2球で追い込まれたが、ファウルでしぶとく食らいついた。 「とにかく塁に出よう」 10球目。真ん中低めに来た甘い球を振り抜…

テンポよく追い込んでくる右腕 名城大 岩井 俊介選手 大卒右腕投手

◇8日 愛知大学野球春季リーグ第5週第2日 名城大10―1中部大(愛知・豊田市運動公園) 名城大は伊藤雄紀内野手(3年・高崎健康福祉大高崎)が4安打4打点の活躍で中部大に10―1で大勝し、3ポイントを獲得した。 開幕から5連勝しながらも直近の2試…

勝手に動く球が武器  英明 下村 健太郎選手 高卒右腕投手

◆秋季四国大会 ▽準決勝 英明4―2高知(5日・レクザムスタジアム) 準決勝2試合が行われ、英明(香川1位)と高知(高知2位)が対戦。3回途中から2番手で登板した下村健太郎(2年)が、6回3/1を2被安打1失点でまとめ、18年以来のセンバツ出場…

27イニング防御率1点台の安定感が売り 北陸 友広 陸選手 高卒右腕投手

◇明治神宮大会第3日・高校の部 準々決勝 北陸4-3英明(2022年11月20日 神宮) 福井・北陸の4番でエースの1メートル85の長身右腕・友広陸(2年)が、粘りに粘って3失点完投。「序盤は大きい舞台に緊張して硬くなった。中盤から下半身を使って低めを意識した…